原油価格
WTI原油は約61ドル/バレル、北海ブレント原油は約65ドル/バレルで推移しております。
原油相場
原油相場は、23日に米国とウクライナはスイスのジュネーブで米国の和平案について協議し、協議は非常に生産的だったとの共同声明に言及しました。米国の対ロシア制裁を巡り、10月下旬にロシア石油大手のロスネフチとルクオイルを指定した事で、中国やインドではロシア産原油を買い控える動きが出ているなどと報じられております。
ロシアとウクライナの和平に向けた動きが前進し需給緩和に繋がるとの見方などが下押ししたが、為替相場が円安ドル高基調で推移し円建て価格の下落を抑制するかたちとなりました。
為替相場は、11月19日~25日の1円98銭円安ドル高の157円80銭となりました。1月以来およそ10カ月ぶりの円安ドル高水準をつけております。
政府の燃料油補助金は、燃料油価格定額引き下げ措置の補助金は11月27日よりガソリンは5円増加し20円に、軽油は2.1円増加し17.1円に、灯油・重油5円のまま維持となります。
今後の動向予想
25日に衆議院本会議は、ガソリン暫定税率廃止法案を可決しました。法案は参議院に送付し参議院財政金融委員会での審議を経て週内にも成立する見通しとなっております。法案では暫定税率の廃止と、その関連規定とトリガー条項を削除し、2025年12月31日を施行日としております。更に2025年末までに税制措置の結論、概ね1年を目途に安定財源の具体的方策や地方の安定財源の確保について具体的方策の結論を得るとしております。加えて地方の財政運営に支障を生じない様にする適切な対応も規定しております。
*動向に関する重要なお知らせ*
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