原油価格動向

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原油価格動向
2025/12/5

原油価格


WTI原油は約59ドル/バレル、北海ブレント原油は約62ドル/バレルで推移しております。

 

原油相場


原油相場は、11月25日に米トランプ大統領は、「過去1週間、私のチームはロシアとウクライナの戦争終結に向けて大きな進展を遂げた。米国が起草した当初の28項目の和平案は、両国の追加意見で微調整され意見の相違点は残りわずかだ」とSNSに投稿しました。米エネルギー情報局の11月21日までの米石油在庫の週間統計によると、原油・ガソリン共に増加しております。

ロシアとウクライナの和平合意への期待や米国の石油在庫増加などが上値を抑え、じり安が続いております。

為替相場は、11月26日~12月2日の70銭円高ドル安の157円10銭となりました。米国の利下げ観測の再拡大などが、円買いドル売りに繋がっております。

政府の燃料油補助金は、燃料油価格定額引き下げ措置の補助金は11月27日よりガソリンは5円増加し20円に、軽油は2.1円増加し17.1円に、灯油・重油5円のまま維持となります。

 

今後の動向予想

2日にロシアのプーチン大統領は、米国のウィトコフ中東担当特使とモスクワで会談し、ウクライナとの停戦案を協議したものの両者の合意に至らず、和平交渉に進展はありませんでした。4日のアジア午前時間の原油市況は続伸し、引き続き買いが優勢となっており、引き続き地政学リスクの高まりが相場を下支えしている状況です。

3日に資源エネルギー庁が発表した全国のレギュラーガソリン平均価格は、前週より4円安い164.80円でした。4週連続で値下がりし、2022年1月以来、約4年ぶりの安値水準となっております。石油元売りに対する政府の補助金が11月27日に1リットルあたり15円から20円に引き上げられた事が影響しております。政府は今後、ガソリン税の暫定税率の年内廃止に向けて、12月11日に暫定税率と同額の25.10円まで補助金を拡充する事としております。

*動向に関する重要なお知らせ*

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