原油価格動向

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原油価格動向
2025/12/12

原油価格


WTI原油は約58ドル/バレル、北海ブレント原油は約62ドル/バレルで推移しております。

 

原油相場


原油相場は、2日にロシアプーチン大統領と米ウィトコフ中東担当特使はモスクワで会談し、ロシアウシャコフ大統領補佐官は会談後に、まだ妥協案は見つかっていない。更なる議論が必要だなどと述べました。米国は麻薬流入対策として、南米の産油国ベネズエラへの圧力を強めております。

ロシアとウクライナの和平交渉で具体的な進展が見られないなど、地政学リスクの高まりを反映し、原油価格はじり高で推移しておりますが、為替相場が円安ドル高となり円建て価格の上昇を抑えております。

為替相場は、12月3日~9日の59銭円高ドル安の156円51銭となりました。米連邦準備制度理事会による利下げ観測が強まった事が背景にあるものとがっております。

政府の燃料油補助金は、燃料油価格定額引き下げ措置の補助金は12月11日よりガソリンは5.1円増加し25.1円に、軽油は17.1円、灯油・重油は5円のまま維持となります。

 

今後の動向予想

11日アジア午前の原油市況は、10日に米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の0.25%の引き下げを決定した事を背景に、米国経済が上向くとの見方が浮上し原油需要を喚起し上昇しました。上記をなどを背景に米国株式相場が上昇した為、原油相場もつれ高となったとの見方もあります。また10日に米トランプ大統領は、ベネズエラ沖で石油タンカーを拿捕しており、ベネズエラ産原油への供給懸念を市場が意識した事も理由の一つとしてあげられる状況です。

11日に政府は、ガソリン税の暫定税率の年内廃止に向けて段階的に引き上げて来た石油元売り会社への補助金を、20円/Lから暫定税率と同額の25.1円/Lに増額しました。補助金が店頭価格に反映されるまでには数日から1週間程度かかることが多いが、年末にかけて値下がりが進み、暫定税率が廃止された場合と同じ状況になる見込みとなっております。

*動向に関する重要なお知らせ*

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