潤滑油について

確かな実績と知識で、
皆様の生産ラインをサポートします

潤滑油は業種を問わず車輌やあらゆる設備に使用されており、稼働率や耐久性に大きく影響します。
しかしながら潤滑油の利用目的や用途は多様であり、
多くの商品の中から希望に合った潤滑油を選ぶのにお悩みかと思います。

ハヤマはシェルルブリカンツジャパンの特約店として高い専門知識と高度な技術を持っております。
さらに、潤滑油に精通したシェルルブリカンツジャパン認定潤滑士が7名在籍(2023年現在)。
新潟県・山形県・宮城県の各営業拠点に擁しております。
また、出光興産・エクソンモービル・日本グリースなど様々な製品も取り扱っており、
省エネ・コスト削減・消防法の管理負担低減などお客様のニーズにお応えできるようお手伝いいたします。
近年では、環境に配慮した潤滑油商品もございます。
企業様の環境保全やSDGsの取り組み、ESG経営やCSR関連のPR活動の一つとしてご活用いただけます。

コストダウン・省エネ・安定稼働に貢献するシェルルブリカンツジャパンの新XHVI

ハヤマではお客様のコストダウン省エネ・安定稼働に貢献するシェルルブリカンツジャパンの新XHVI製品を推奨しております。
新XHVIとは…

新XHVIの特長「高引火点・低蒸発」

新XHVIは、引火点低下の要因となる分子量の小さな成分が少ないので、高引火点で蒸発量が少ないのが特長です。

・可燃性液体類に分類される
※引火点250℃以上で、消防法上の危険物から除外される
・低蒸発なのでオイル消費が少なく、作業環境を改善できる

 
新XHVIの比較グラフ
新XHVI基油(=GTL基油)の意味

シェルグループ独自のGTL基油 = 新XHVI基油
XHVI = 超高粘度指数という意味
X EXtra…超   
H High…高   
VI Viscosity Index…粘度指数

GTL基油とは
・ガス トゥ リキッド(GTL)は天然ガス(メタン)を超鎖炭化水素に変換するプロセスのことです
・APIグループⅢに属する合成油です
・高粘度指数、低蒸発性、低温流動性に優れた基油です

ここが優れている、新XHVIの性能

その❶ 粘度指数がきわめて高い

ベースオイルの粘度は温度によって変化し、その変化の度合いを示す指数として粘度指数があります。粘度指数が高いベースオイルほど、温度による粘度変化が少なく、より高温から低温までの使用領域を広げることができます。
さらに、低温度域での粘度が低いため、始動時の粘性抵抗による不可が少なく、省燃費性に優れたベースオイルともいえます。

 
XHVIとベースオイルの比較グラフ1
その❷ せん断安定性が良い

ピストンとシリンダーやベアリング等の狭い隙間を潤滑する場合、潤滑油は高いせん断を受けます。このような高せん断領域での潤滑は、粘度指数向上剤(ポリマー)を含んだオイルでは粘度の一時的な低下とポリマーの切断からくる永久粘度低下が起きます。
XHVIはポリマーを含まないので、せん断による粘度低下が少なく、かつ強い油膜を維持することができるのです。

 
XHVIとベースオイルの比較グラフ2
その❸ 熱・酸化安定性が良い

各種の機械に使用される潤滑油は、高温・高圧の厳しい条件に加えて、空気中の酸素により熱・酸化劣化が起きます。XHVIは通常の鉱物油ベースオイルと比較して不飽和炭化水素ベースオイルのため、酸化防止剤を添加した場合、その効果がより高く発揮されます。

 
XHVIとベースオイルの比較グラフ3
その❹ 蒸発損失が少ない

エンジンが高速で作動している場合、シリンダー壁面はかなりの高温になり、ベースオイルや潤滑油の軽質分は蒸発して排気側へ排出されます。XHVIは精製分留の過程で低分子(軽質分)をカットしているため蒸発損失が少なく、オイル消費を抑えることができるベースオイルです。

 
XHVIとベースオイルの比較グラフ4

このように、XHVIは各種の潤滑油製品に応用され、高い実績をもった高性能ベースオイルといえます。このXHVI製造プロセスは、長年にわたる採掘技術、化学合成技術、ブレンド技術をはじめとした総合技術力によって開発され、GTLを実用化してきたものです。現在でもこれらの技術はとどまることなく進化しつづけ、新しいGTL合成技術へと受け継がれています。

納入までの流れ

STEP1
 
ヒアリング
 

お困りの点や、使用油種、配送ロット、使用量、お支払い形態などを確認させていただきます。

STEP2
 
与信
 

お支払い条件の折り合い、与信結果に基づき価格を提示させていただきます。

STEP3
 
契約締結
 

弊社既定の契約書にて契約締結の後取引開始。
契約完了後、契約書に基づき供給責任を持って対応させていただきます。