原油価格
WTI原油は約95ドル/バレル、北海ブレント原油は約97ドル/バレルで推移しております。
原油相場
原油相場は、3日に米国国務省がイスラエルとレバノンが停戦に再び合意したと発表した事などから、米国とイランの交渉が前進するとの期待感から足元で原油相場を押し下げております。しかしながら、イスラエルとレバノンの停戦合意は、レバノンに拠点とする親イラン武装組織ヒズボラの完全な攻撃停止や、リタニ川以南地域からヒズボラの全戦闘員が撤退する事が条件となっており、条件の厳しさから停戦合意が破られる可能性があるとの見方もあります。このなか、米トランプ大統領はイランとの戦闘終結に向けた覚書の締結について、今週末にも成立する可能性があると発言しております。
為替相場は、5月27日~6月2日は50銭円安ドル高の160円52銭となりました。4~5月にかけて総額11兆円の為替介入を実施したが、円安の歯止めが掛かっていない状況です。
高市首相は、燃料油の価格支援については、3月19日から実施している「中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」による補助を継続すると発表しております。しかしながら、与野党から継続を疑問視する声がある中、財政の持続性の観点からガソリン補助金を縮小していく考えを表明しております。
今後の動向予想
4日のアジア時間の原油先物価格は、イスラエルとレバノンが停戦で合意した事を受けて、イラン戦争終結に向けた合意への期待が高まり反落しています。また、米下院がトランプ大統領の戦争権限を抑制する決議を可決した事も材料視されております。
3日にENEOSの原油タンカーが、鹿児島県の沖合に入り日本に到着しました。5月中旬にホルムズ海峡を通過しており、海峡通過後に日本に戻ったケースとしては出光興産の「出光丸」に続き2隻目となり、国内需要のほぼ1日分の215万バレルを中東から運んで来ております。
3月19日より政府は、イラン情勢の悪化による原油価格の高騰を踏まえ、ガソリン補助金を再開すると発表しました。レギュラーで170円/L以下の水準に抑え込む事を目的に、補助金を継続しております。
*動向に関する重要なお知らせ*
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